2015年8月20日木曜日

ベトナムのエンジニアの給料は?

ベトナムでのお給料はさて?


さて、気になるところですがベトナムのエンジニアのお給料ですが、
ホーチミンとハノイには若干違いがあります。
ホーチミンは家賃が安いけれど、給料が少しハノイに比べて高いです。
しかし、ハノイでは、お家賃は高いけれど、給料はホーチミンに比べて安いです。

※ 普通の一般給料大卒で350ドル程度くらいです。

しかし、そんな中でも、年々、給料は高くなっています。5年前と比べると1.5〜2倍ほど高くなっています。それは少なからず日本からの影響もあります。
日本企業の進出でいい人材を引き抜こうとして、高い給料設定をします。そのようなことから、日本語をマスターして豊かな生活を求めています。ITエンジニアは花形職業のためにみんながやりたい職業で日本でいうエリートです。

ところで、ブリッジエンジニアは…
エンジニア知識があって、日本語ペラペラの人をいいますが、なかなかそのようなブリッジSEは非常に貴重。全てを理解しなければいけません、スケジュール管理できて、日本との窓口の人になります。1ヶ月の給料は、、、1200ドル〜。つまり日本でいう15万円〜。一般の大卒に比べると3.5倍の給料にあたります。結婚しても奥様は仕事をしなくても十分に生活ができます。

ところで、チームリーダーは…
日本語が話せないけれど、英語が読める。エース級のエンジニア。1ヶ月の給料は、、、800ドル〜。日本でいう10万円〜。一般大学卒に比べると2.3倍の給料をもらってます。

ところで、普通のエンジニアさんは…
コミュニケーションはベトナム語のみ。1ヶ月の給料は500ドル。日本でいうと6万円。それでも一般の大学卒業に比べると高いですね。


しかし、
  • ベトナムでは一年一回1ヵ月分の賞与支給。
  • 毎年1度の社員旅行。
  • オフィス賃料が異常に高く経費が大変。
  • 日本人マネージャや、教育や品質向上等の活動コストが半端なくかかります。
  • 評価とは関係なく、インフレ率に応じてベース給与が毎年UP。
  • 日本に比べ定着率が低い。2~3年で転職するのが普通。
  • その度に、交代採用のコストがかかります。
ここに上げたのはあくまで例なので、会社によって事情は様々だと思います!
日本と比べると見た目の給与は安いですが、実際には、必要経費が半端なく高くかかります。ベトナムでのいきなりの会社立ち上げは危険です。まずは、オフショア開発かラボ型開発をお勧めします。