2015年8月20日木曜日

なんと正月は民族大移動!

ベトナムの正月は旧正月(テト)

日本では年末から年始にかけて正月休みですが、ベトナムでは旧正月が正月休みに入ります。
旧暦なので日本で言うバレンタオンンデーあたりが正月になります。なんとも遅いですよね。
日本ではすっかり新年になっているものの、ベトナムではまだまだ年末で2月に入ると、正月気分が増してきて、仕事やってる?と思わせるくらい気持ちがウキウキしています。いや、正月が近づくと帰る準備を考えています。まぁ〜、日本も年末は気分は正月で同じですけどね。
ハノイでは、中部や北部から仕事に来ていますから、正月ともなると、早くから帰ります。なぜかと言うと、バイクと自動車(日本で200万円程度の車は600万円くらいします)しか交通手段がなく若い人たちは高級車は持っていません。そのようなことから、ふるさとに帰る手段はバスがほとんどで、バスの広場は人でいっぱいになります。早くバスに乗らないと帰れません。昔、テレビで見たことがありますが、日本の戦時中の疎開するために汽車に乗り込むシーンがそのような感じでバスにワレサキに乗り込もうとします。
ベトナムの方々はお祝いごと、そしてその飾り付け大好きです。一年中クリスマスです。8月に行った訪問した会社では、Happy New Yearとかmerry Xmasをきらびやかに飾っていました。日本では考えられないですね。
あ、思い出しましたが、ベトナムでは旧正月の休みを日本人はベトナムの正月に仕事を強制すると、全員会社を辞めます。それほど、バトナムの正月は一年中でも一番大切な日とされています。何と言っても、家族愛は大切にする国ですから、、、。
日本は家族を愛しています、しかし仕事も大切に考えています。比重がちがいます。ベトナムは家族が85%で仕事は15%です。日本は家族が65%で、仕事は35%っていう感じかな。
日本でいう大晦日・正月はベトナムではただ単なる通過点で1月1日はお休みになりますが、他は通常通りの勤務になります。
また、ベトナムでは12月末には冷たい雨が降りますが、気温もそこそこ高く、日本のように寒く雪景色もありません。

ベトナムの「正月休み」。

この正月をベトナム語で「テッ」と呼び、この前後の期間家族と過ごすのが定番となっています。※日本語では「テト」呼びます。オフショアしているならばこの日付は毎年のチェックが必要です。えっと、今年の正月は。。とかベトナム人も調べています。つまり、毎年正月が変わります。気をつけないと、ベトナムの正月をうっかり忘れてしまいそうです。